海外からの手紙

ボランティアスタッフの櫻井さんよりお手紙が届きました

現在、青年海外協力隊としてマーシャル諸島で活動している ボランティアスタッフ櫻井さんよりお手紙が届きましたので紹介します。


こんにちは。お久しぶりです!みなさんお元気ですか?また、ボランティアスタッフのみなさんもお元気ですか?私は、お腹を壊したりはしますが、特に大きく体調を崩すことなく、元気にやっています。ときどきKIEAのポロシャツも着て活動しています。マーシャルに来てちょうど3ヶ月経ちました。

 

今週、新しい隊員の方達が来て、空港まで出迎えに行ったのですが、ちょっと感慨深かったです。私の活動先は首都マジュロで、割と何でも揃っており、一見途上国ではない印象を受けます。

でも、住んでいると、やはり日本とは違うという当たり前のことに気づきます。

また、語学研修はアルノ環礁という離島であったのですが、そこは漁をしたり、ココナツを採ったりすることで生計を立てており、 自給自足に近い生活をしていました。太陽光発電がありましたが、電気もほとんど使っていませんでした。夜はランプの光で過ごしていました。 夜は星が信じられないくらい無数に見え、圧巻でした。

 

今の活動は、とりあえず情報収集と現状把握を目標に、関係のありそうな人に話を聞きに行ったり、食生活のアンケートをとったり、糖尿病患者のクリニックの見学に行ったりしています。私の配属先はdirectorと4人のスタッフがいて、皆とても親切です。 ただ、不在のことが多いです。仕事に対する感覚がだいぶ日本人とは違うかな、という印象を受けます。分からないことは、よく質問して解決しています。私の拙い英語でも、根気強く聞いてくれようとしてくれます。 病院内は外国人も多いので英語ですが、配属先のスタッフは皆マーシャル人なので、ミーティングはマーシャル語です。だから、両方必要です。マーシャル語で話すと、相手が親近感を持ってくれると肌で感じるので、なるべく使うように、覚えるようにしていますが、発音が難しく、なかなかです。

写真はEJITという近くの島に診療に行ったときのもので、もう1枚は台湾health centerの人達と昼食に行ったときのものです。向こう側は、すぐ海です。 彼らは糖尿病のスクリーニングをしていて、私たちと活動することも多く、親しくなりました。

 

ちなみに先日、他の協力隊員と台湾ボランティアと 日本人観光客とでローラビーチへピクニックへ行ってきました。 バスの運転手が飲酒運転で途中警察に事情聴取され、そのあと、脱走する、という珍事件もありましたが、

 

ローラは解放的で、海がとてもきれいで、いろんな魚がいて楽しかったです。 それでは、また連絡します。 皆さんにもよろしくお伝えください。 お体を大切に!

櫻井瑞紀